大引けの日経平均は146円高の3万6,158円、TOPIXは5ポイント高の2,539ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は844、下落銘柄数は759。出来高は17億6,861万株、売買代金は4兆6,801億円。
NYダウ最高値更新やフェイスブック親会社の米メタ・プラットフォームズが設備投資の見通しを上方修正したことを受けて、日経平均は一時400円超の上げとなった。
ただ、米国雇用統計の発表を控え、後場は上げ幅を縮小した。
日本テレビ(9404)は放送法の規定により、株主名簿への記載や記録を拒否された外国人にも配当を支払うと発表したためストップ高となり、他のテレビ局も軒並み高となった。
ソシオネクストは自動車向けとデータセンター向けの成長が期待されており大幅高。
中国国家新聞出版署が、海外オンラインゲームで32タイトルのライセンスを承認し、その中に「地下城与勇士」が含まれていた。日本でのゲーム名は「アラド戦記」で開発元のネクソンはストップ高となり、中国で販売を担当するテンセントは香港市場で買われた。
一方、あおぞら銀行は大幅続落。
海運株が売られ、丸紅と三井物産は減益決算で下落した。

業種別上昇率上位はその他製品、情報通信、陸運、機械、化学で、下落率上位は保険、海運、医薬品、証券、卸売。（W）