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速報・市況2025年5月14日

【訂正】☆[概況/大引け] 終盤は下げ幅を縮めた。半導体関連の上昇と株主還元の増加を好感

大引けの日経平均は55円安の3万8,128円、TOPIXは8ポイント安の2,763ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は570、下落銘柄数は1,033。出来高は22億6,098万株、売買代金は5兆4,483億円。
米国と中国の関税引き下げにより世界景気の悪化リスクが後退したという見方から、日銀の利上げ予想がよみがえりつつあると受け止められ、日経平均は中盤に売られた。日経平均は一時331円安。
だが、半導体関連の上昇と株主還元の増加が好感され、終盤は下げ幅を縮めた。
トヨタやホンダやSUBARUなどの自動車株は安い。
一方、日銀の利上げ路線継続予想で銀行株は上昇。
その他、トランプ政権がアラブ首長国連邦(UAE)にAI半導体の輸出を認めることを検討で、ディスコやアドバンテストが買われた。
ソフトバンクグループはAIインフラ計画「スターゲート」の1号案件目前で物色された。
グンゼ(3002)は連結ROEが8%以上となるまで、還元性向100%超となる株主還元(特別配当/自己株式取得)を機動的に実施していくと発表したため、ストップ高となった。
栗本鉄工は大幅増配で急伸した。

業種別下落率上位は輸送用機器、医薬品、精密、食品、ゴムで、上昇率上位は銀行、非鉄、鉱業、証券、保険。(W)

【訂正箇所】上昇銘柄数、下落銘柄数、出来高、売買代金を修正しました。

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