TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 終盤は若干しっかり
速報・市況2025年12月8日

☆[概況/大引け] 終盤は若干しっかり

大引けの日経平均は90円高の5万581円、TOPIXは21ポイント高の3,384ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は 1,255、下落銘柄数は315。出来高は19億5,404万株、売買代金は5兆191億円。
米国で12月9日から10日に開催されるFOMC(連邦公開市場委員会)を控え、日経平均は小動きだったが終盤は若干しっかりとなった。
フジクラを始めとした光ファーバー関連は堅調だった。
不動産株や建設株などの内需株が堅調だった。
中でも三菱地所(8802)は5日にIR Dayを開催し、海外事業では、米金利の低下とともに投資市場が改善してくる可能性があり、米国で開発しているデータセンタービルの売却の可能性や英国・豪州・アジア市場での投資状況などが説明した。これを受けて、野村証券は目標株価を引き上げた。
中国軍機によるレーダー照射に加え、ヘグセス米国防長官が日本に防衛支出の大幅増を改めて求めたため、三菱重工なども買われた。
日本新薬は筋ジストロフィー治療薬候補の良好なデータで大幅に3日続伸。
一方、ソフトバンクグループは反落した。
大阪チタニウムは大和証券が輸出向け航空機サプライチェーンの在庫調整を警戒し、レーティングを「1(=買い)」→「3(=中立)」に下げたため売られた。

業種別上昇率上位は非鉄、不動産、建設、卸売、倉庫運輸で、下落率上位は小売、銀行、その他製品、情報通信、サービス。(W)

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