TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 週内に日米の金融政策会合を控え、動きにくい中、底堅さを見せた。楽天が大幅続伸。海運、空運、銀行、自動車が買われ、情報通信と電機は安い
速報・市況2021年3月15日

☆[概況/大引け] 週内に日米の金融政策会合を控え、動きにくい中、底堅さを見せた。楽天が大幅続伸。海運、空運、銀行、自動車が買われ、情報通信と電機は安い

大引けの日経平均は29,766.97円の49.14円高、TOPIXは1,968.73ポイントの17.67ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,800、値下がり銘柄数は338。出来高は15億4,166万株、売買代金は2兆9,345億円。
今週は16~17日に米国FOMC、18~19日は日銀金融決定会合が開催されるため、動きにくい状況だが、ワクチン普及期待と1ドル=109円台の円安を支えに日経平均は底堅さを見せた。
楽天は日本郵政との資本業務提携合意で大幅続伸。
米国長期金利上昇に伴う利ザヤ拡大期待からメガバンクが買われ、ドル買い円売りを受けて自動車株も高い。その他、海運株が好調を継続し、首都圏の緊急事態の延長は回避されるのではないかという見方から空運株も上昇した。
わかもと製薬(4512)は点眼薬を製造しているが、白内障治療のための独社の眼内レンズを国内で上市することを目指しているため、医療機器への参入が好感され急騰した。
エイチームは自社株買い発表で高い。
一方、ソフトバンクグループや東京エレクトロン、日本電産は売られた。
美容家電のヤーマンは第3四半期の営業利益が第2四半期比べて低下したことで下落し、チェンジは海外での増資と売出を発表したため敬遠された。
業種別上昇率上位は海運、空運、銀行、鉄鋼、倉庫運輸で、下落は情報通信、電機。

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