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速報・市況2019年11月29日

☆[概況/大引け] 野党の審議拒否により経済対策や補正予算が遅れると警戒され下落

大引けの日経平均は23,293.91円の115.23円安、TOPIXは1,699.36ポイントの8.70ポイント安。東証1部の値上がり銘柄数は856、値下がり銘柄数は1,184。出来高は9億9,450万株、売買代金は1兆7,571億円。
「桜を見る会」の首相招待枠を政府が説明しないため、野党が審議を拒否しており、12月前半に閣議決定される経済対策や補正予算の成立が遅れるという見方もあり、日経平均は下落した。
ライト工業やショーボンド、太平洋セメントといった公共投資関連が売られた。
ぐるなびとカカクコムは、飲食店情報サイトによる席の囲い込みを問題視した公正取引委員会が実態調査を行っていると報じられ、下落した。
一方、赤字続きの半導体事業売却のパナソニックは続伸となった。
ソニーは、CMOSイメージセンサーの成長を評価したJPモルガンが投資判断引き上げ、目標株価も1万円に高めたことを受けて、12年ぶりの株価7千円乗せとなった場面があったが、買い一巡後に伸び悩んだ。
セルロースナノファイバー関連の阿波製紙(3896)はストップ高を演じた。
業種別下落率上位はガラス土石、輸送用機器、金属、鉄鋼、精密で、上昇は鉱業、証券、紙パルプ。

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