TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 1月22日以来の24,000円回復。上院は共和党過半数維持の見通しで、規制強化や増税の実現が難しくなるという見方が株高要因。エーザイはストップ高
速報・市況2020年11月5日

☆[概況/大引け] 1月22日以来の24,000円回復。上院は共和党過半数維持の見通しで、規制強化や増税の実現が難しくなるという見方が株高要因。エーザイはストップ高

大引けの日経平均は24,105.28円の410.05円高、TOPIXは1,649.94ポイントの22.69ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,543、値下がり銘柄数は574。出来高は13億4,474万株、売買代金は2兆7,052億円。
米国大統領選挙はバイデン候補が王手を掛けているが、上院は共和党が過半数を維持する見通しなので、反トラスト法に基づく巨大ハイテク企業への規制強化や薬価引き下げ、富裕層への増税などの実現が難しくなるという見方で、日経平均は1月22日以来の24,000円回復となった。
ナスダックの大幅高を受けて、ソフトバンクグループが買われ、米中貿易戦争の緩和期待で東京エレクトロンやレーザーテックなどの半導体関連も高い。
エーザイ(4523)はアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」について、米食品医薬品局(FDA)のスタッフが「承認を支持するに足りる有効性に関する根拠が提示された」との見方が提示したため、ストップ高となった。
インターネットセキュリティ関連のイーガーディアンは2桁増益が続く見通しで続伸。
半面、米国における大型追加経済対策への期待が後退し、コマツや信越化学、大和工業は売られた。
業種別上昇率上位は医薬品、精密、情報通信、電機、サービスで、下落率上位は鉱業、鉄鋼、保険、海運、ゴム。

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