大引けの日経平均は1,286円高の4万9,823円、TOPIXは53ポイント高の3,299ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,271、下落銘柄数は296。出来高は24億2,250万株、売買代金は6兆7,573億円。
エヌビディアの第3四半期決算と第4四半期見通しがともにアナリスト予想を上回り、時間外取引で買われた。
日本株もアドバンテストを始めとしたAI・半導体関連が買われ、日経平均は一時2037円高の5万574円となった。
ただ、後場は上げ幅を縮め、5万円の水準を下回った。
電力不足がデータセンターの建設に対するアキレス腱となり、エヌビディアにとっては成長制約要因という解説も聞かれた。
長期金利の上昇を受け銀行株も高い。
日東紡(3110)はBofA証券が目標株価を引き上げ大幅高。
住友ファーマは再上方修正期待で買われた。
一方、東電は原発再稼働になると材料出尽くしの予想で売られた。
東京海上は業績予想の下方修正で安い。
業種別上昇率上位は非鉄、電機、証券、機械、ガラス土石で、下落は保険、陸運。(W)
