大引けの日経平均は323円安の4万674円、TOPIXは22ポイント安の2,908ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は585、下落銘柄数は971。出来高は16億740万株、売買代金は4兆90億円。
日経平均は3日続落。
レーザーテック(6920)はモルガン・スタンレーが「アンダーウェイト」に格下げし大幅安となった。半導体業界では、技術ドライバが先端露光から先端パッケージにシフトしており、EUV露光装置の需要も伸び悩むと予想したことが背景。
トヨタなど自動車株が売られ、海運株と三井物産など商社株も安い。
さくらインターネットは第1四半期が営業赤字で通期予想を大幅下方修正しストップ安。
一方、野村総研は好決算で大幅高。
エンプラスは減益決算だったが会社計画を上回ったことや第2四半期の案件増加見通しストップ高となった。
清水建設と第一工業製薬は好決算で買われた。
業種別下落率上位は輸送用機器、証券、機械、精密、海運で、上昇率上位は鉱業、石油、サービス、非鉄、倉庫運輸。(W)