大引けの日経平均は501円安の3万9,986円、TOPIXは20ポイント安の2,832ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は483、下落銘柄数は1,094。出来高は18億5,133万株、売買代金は4兆6,031億円。
日経平均は6日ぶりに反落した。四半期の期初で益出しの売りが優勢になった。
また、約1週間前に米軍のステルス爆撃機B2による攻撃を受けたイラン・フォルドゥの核濃縮施設で引き続き作業が行われていることが衛星画像で分かったと米CNNが報じたため、強いアメリカを体現していない米国株への不安も足を引っ張った。
サンリオや任天堂が売られ、リクルートやDeANが安い。
ACCESSは今期の営業赤字継続予想で大幅続落。
一方、フジクラが反発し、古河電工は野村証券が目標株価を引き上げた。ソフトバンクグループが堅調。
東電は27年度にデータセンター事業に本格参入との報道で買われた。
千葉興銀は千葉銀との統合観測報道でストップ高。
象印マホービンは業績上方修正と増配、自社株買いの発表でストップ高。
日経新聞は、「海洋研究開発機構(JAMSTECは2026年1月に南鳥島沖でレアアース(希土類)試験掘削を始める」と報じた。東洋エンジニアリング(6330)はレアアース泥の回収システムの技術開発に携わっていることから関連銘柄の期待で急騰した。
業種別下落率上位はその他製品、サービス、医薬品、精密、証券で、上昇率上位は電力ガス、ノンバンク、非鉄、ゴム、倉庫運輸。(W)