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速報・市況2025年12月19日

☆[概況/大引け] 505円高。非鉄や建設が高い

大引けの日経平均は505円高の4万9,507円、TOPIXは26ポイント高の3,383ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,203、下落銘柄数は344。出来高は27億4,668万株、売買代金は6兆6,499億円
日経平均は反発。
米オープンAIが資金調達に成功すると企業価値が増大すると期待され、出資しているソフトバンクグループが上昇した。
フジクラは新工場建設構想を好感。
大成建設(1801)などのゼネコンは工場、データセンター、再開発案件など豊富な一方で、供給力が限られているため、需給ひっ迫が継続し、受注時採算も堅調なため、建築の粗利改善が続くという見方で物色された。
武田は臨床試験データが良好で高い。
日銀が0.25%の利上げを決定したが、ETF売却に言及しなかったため後場寄りは一段高となった。
だが、取引終了後の植田日銀総裁の会見を見守る動きから上げ幅を縮めた。
日銀の声明文発表後の為替市場は若干の円安で反応した。
みずほ証券では、通貨防衛を企図した利上げが円売りの材料とされてしまっては、日本銀行も立つ瀬がないと解説した。
任天堂は半導体メモリー価格の高騰によるゲーム機の採算悪化が警戒され5日続落。
ネクセラファーマは統合失調症治療薬候補をライセンス供与した相手先の独ベーリンガーインゲルハイム社が、開発を中止した。ネクセラファーマは受け取れるはずだったオプション権収入が見込めなくなったため急落した。

業種別上昇率上位は非鉄、建設、情報通信、銀行、輸送用機器で、下落はその他製品、海運、水産農林、証券、紙パルプ。(W)

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