大引けの日経平均は510円安の4万9,001円、TOPIXは12ポイント安の3,356ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,118、下落銘柄数は451。出来高は20億9,342万株、売買代金は5兆1,092億円。
米オラクルの新データセンター建設に対して、資産運用大手のブルー・アウル・キャピタルは支援を見送りと報じられた。
巨額のAI投資に対する採算性が警戒され、ソフトバンクグループやフジクラ、アドバンテストが売られ、日経平均は朝方一時868円安4万8,643円となった。
その後は下げ幅を縮めたが、400円安程度の4万9,100円が壁となった。
アサヒグループホールディングスは東アフリカでの事業買収が割高という見方や株主還元に回る資金が減るという懸念で売られた。
半導体関連が敬遠される中で、キオクシアHDは続伸となった。米マイクロンの12月~2月売上高見通しがアナリスト予想を上回ったため、連想買いが入った。
SBI新生銀行が買われた。
ネット印刷のラクスル(4384)は12月11日にMBO(経営陣が参加する買収)を発表し、買付価格を1株当たり1,710円としたが、本日の株価は1,965円(前日比153円高)となった。MBO価格が安すぎると批判するアクティビスト(物言う株主)の介入が思惑視された。
業種別下落率上位は非鉄、電機、機械、その他製品、銀行で、上昇率上位は紙パルプ、水産農林、空運、サービス、陸運。(W)
