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速報・市況2025年11月10日

☆[概況/大引け] 635円高の5万911円。米政府機関閉鎖の終結期待

大引けの日経平均は635円高の5万911円、TOPIXは18ポイント高の3,317ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,201、下落銘柄数は364。出来高は24億1,605万株、売買代金は6兆801億円。
米国議会上院は、連邦政府機関の閉鎖を終わらせるための法案を前進させる手続き上の表決を実施し、可決した。
下院での審議が注目されているが、時事通信は、政府機関の一部閉鎖は解除に向け、大きく前進した。今週中にも再開される可能性があると報じた。
米国政府機関閉鎖の解除が近づいているという期待から日経平均は反発した。
そのほか、ゴールドマン・サックス証券は、日本株のドル建てリターンが米国株を上回り、米国資金が日本の成長株などに流入しているとみているとブルームバーグが報じたことも好感された。
先週末の米国でサンディスクが反発したため、フラッシュメモリーの工場を共同で運営しているキオクシア(285A)が大幅高となった。
TOWAは第1四半期の営業赤字から第2四半期は改善したため、業績底打ちとの見方でストップ高となった。
メルカリは第1四半期好決算で大幅高。
オリンパスは27年3月期までに約2000人の人員削減も発表し買われた。
三菱重工は通期事業利益予想を据え置いたことで安い。

業種別上昇率上位は石油、鉱業、金属、ガラス土石、証券で、下落率上位はその他製品、サービス、水産農林、医薬品、海運。(W)

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