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速報・市況2025年10月3日

☆[概況/大引け] 832円高の4万5769円。オープンAI関連が人気

大引けの日経平均は832円高の4万5,769円、TOPIXは41ポイント高の3,129ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,241、下落銘柄数は321。出来高は23億10万株、売買代金は5兆2,077億円。
日経平均は800円を超える上げ幅となった。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙による米オープンAIの評価額の記事を受けてソフトバンクグループが一時2万円乗せ。
米エヌビディアの要望で100倍速SSDを開発するキオクシアHDの人気が継続。
日立(6501)は米オープンAIとAIデータセンターの電力関連技術で提携することで大幅高となった。
さらに、日銀総裁が講演で、米国の関税は日本経済の下押し要因として作用することになるため、まずは、緩和的な金融環境を維持し、経済活動をしっかりと支えていくことが大切と語ったことも相場上昇に拍車を掛けた。
その他、韓国株式市場が10月3日の開天節(建国記念日)、6日~8日は秋夕(チュソク)、9日はハングルの日の祝日で、5営業日連続の休場となるため、半導体関連を物色する資金が日本株に集まっているという見方も意識された。

なお、日経平均の節目の1つとみられているのは、4万5,880円どころ。
1950年7月6日の85円から1989年12月29日の3万8,915円までの上げ幅(3万8,830円)を、2009年3月10日の7,054円から同値幅上げた水準は4万5,884円となる。

霞ヶ関キャピタルは好決算で買われた。
スカパーJSATは通信衛星運用から衛星データ活用に至る幅広い宇宙事業を手掛けることに注目したゴールドマン・サックス証券が新規に「買い」と発表した。
一方、ダイセキ環境の完全子会社化を目指すダイセキは下落した。
良品計画は9月国内既存店売上高が1年8カ月ぶりの減収となったことで売られた。

業種別上昇率上位は電機、電力ガス、繊維、情報通信、サービスで、下落は鉱業、石油、保険、その他製品、海運。(W)

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