TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 907円高で高値引け。米TI効果で半導体関連が買われた。商社も高い。IHIは下落
速報・市況2024年4月24日

☆[概況/大引け] 907円高で高値引け。米TI効果で半導体関連が買われた。商社も高い。IHIは下落

大引けの日経平均は907円高の3万8,460円、TOPIXは44ポイント高の2,710ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,196、下落銘柄数は402。出来高は17億4,055万株、売買代金は4兆5,513億円。
3日続伸で日経平均は本日の高値で取引を終えた。
日経平均は3月22日の取引時間中に付けた高値の4万1,087円から4月19日の取引時間中の安値の3万6,733円までの下げ幅4,354円に対して、39.6%の戻りを示現した。
米テキサスインスツルメンツの第2四半期売上高見通しがアナリスト予想を上回ったため、東京エレクトロルやルネサスエレクトロニクスなどの半導体関連が買われた。
HOYAは野村証券が「Buy」で再開した。
ニコン(7731)は英投資ファンドのシルチェスターの保有判明で株主還元圧力への期待から大幅高となった。
三井物産や伊藤忠など商社も高い。
一方、ニデックは2025年3月期の会社計画が構造改革費用を除き実質3%営業増益だったため、物足りないという見方からさえなかった。
IHIは船舶用のエンジンの燃料消費率の測定データを改ざんで急落した。

業種別上昇率上位は精密、電機、輸送用機器、卸売、機械で、下落は電力ガス、陸運、紙パルプ、不動産。(W)

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