大引けの日経平均は914円安の5万1,497円、 TOPIXは21ポイント安の3,310ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は885、下落銘柄数は661。出来高は30億5,738万株、売買代金は8兆7,044億円。
トランプ米大統領は2日、米半導体大手エヌビディアの最先端半導体について、中国など他国に供給することはないとの見解を示した。
上級顧問らの反対を受け、エヌビディアのフアンCEOの要請を断った形。
4日の台湾市場では、エヌビディアから製造を受託しているTSMCが下落し、CMEのグローベックスではナスダック100先物が売られた。
これを受けて、日経平均は下げ幅を拡大した。
アドバンテストが反落し、ソシオネクスト(6526)は通期業績予想の下方修正でストップ安。
第一三共は7~9月期が営業減益で大幅安。
商船三井は上期減益決算で売られた。
野村総研はマッコーリーによる投資判断引き下げが響いた。
一方、レーザーテックは大幅増益で、住友電工は業績上方修正で大幅高。
住友ファーマは業績上方修正でストップ高となった。
24時間ジムの「エニタイムフィットネス」を日本で展開するファストフィットネスジャパン(FFJ)(7092)は「株式の非公開化を検討している」と雑誌『選択』が報じ、大幅高となった。
業種別下落率上位は海運、情報通信、サービス、小売、倉庫運輸で、上昇率上位は空運、ガラス土石、石油、ゴム、非鉄。(W)
