大引けの日経平均は561円高の4万9,864円、TOPIXは6ポイント安の3,334ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は560、下落銘柄数は1,004。出来高は21億1,627万株、売買代金は5兆4,222億円。
米AI新興のアンソロピックが来年、株式公開計画と英フィナンシャルタイムズが報じたため、アドバンテストなどAI・半導体関連が買われ、日経平均は一時5万円を回復した。
ソフトバンクグループはシティグループ証券が目標株価を引き下げたが、米オープンAIへの投資や財務体質への懸念は過剰と述べ投資判断を「中立」→「買い」に引き上げた。
三井金属は半導体デバイスのパッケージ材料の極薄銅箔の「マイクロシン」やAIサーバ向けVSP(高周波基板用電解銅箔)の拡販による成長を見込んだ大和証券が目標株価を引き上げた。
「スシロー」運営のFOOD&LIFEは月次売上高を発表し反発した。
一方、銀行株は反落した。
日本電気硝子が低誘電ガラスファイバの販売を開始したことを受けて、日東紡は続落となった。
業種別上昇率上位は非鉄、サービス、不動産、電機、情報通信で、下落率上位は銀行、小売、電力ガス、陸運、その他製品。(W)
