TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] NYダウと日経平均は共にコロナ急落開始前の2月21日の水準を回復。ファーストリテイリングが買われ、地銀関連も高い
速報・市況2020年9月3日

☆[概況/大引け] NYダウと日経平均は共にコロナ急落開始前の2月21日の水準を回復。ファーストリテイリングが買われ、地銀関連も高い

大引けの日経平均は23,465.53円の218.38円高、TOPIXは1,631.24ポイントの7.84ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,168、値下がり銘柄数は898。出来高は10億2,167万株、売買代金は1兆9,362億円。
NYダウと日経平均は共にコロナ急落開始前の2月21日の水準を回復した。
ファーストリテイリングは「ユニクロ」の8月国内既存店(直営店)売上高が、前年同月比29.8%増収となったことで買われた。
信越化学やSCREENといった半導体関連も高い。
菅官房長官が自民党総裁選の出馬表明の会見で、「地方の銀行は将来的には数が多すぎるのではないか」と述べたため、業界再編期待で地銀が買われ、地銀連合構想を進めているSBIも物色された。
SBIの北尾社長は2日の講演で、島根銀行や福島銀行など4行と資本提携している地銀連合構想の対象は最大10行にすると説明し、残る6行のうち約半数にめどを付けたことを明らかにした。
ソルクシーズ(4284)はSBIが筆頭株主で、金融機関向けのソフトウェア開発を行っているため、開発案件の増加が期待されストップ高となった。
エイジアは顧客管理システムが経産省のIT導入補助金の認定ITツールとなっており、年初来高値を更新した。
一方、ブイキューブは反落し、ソフトバンクグループとソニーはもみ合い。ダイキンとウェザーニューズは一服となった。
業種別上昇率上位は証券、金属、その他製品、化学、繊維で、下落率上位は水産農林、鉱業、海運、石油、鉄鋼。

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