9時12分時点の日経平均は12円高の2万9,552円、TOPIXは0.1ポイント高の2,038ポイント。
日経平均はもみ合い。岸田新総裁の成長戦略の具体化が見守られていることや金融所得課税引き上げ検討が気掛かり要因となっている。
塩野義製薬はコロナ飲み薬の年度内供給開始で高い。
三菱ケミカルは傘下の田辺三菱製薬が世界初となる植物由来の新型コロナワクチンを日本に投入する計画が報じられ関心を集めた。
岸田新総裁の子育て支援政策を受けて、ポピンズHD(7358)が上昇。
日本電気硝子は自社株買いの発表で大幅高。
ルネサスエレクトロニクスはマイコンの供給能力増強計画が好感されたが、米国で半導体関連が売られた影響で、レーザーテックが4日続落となり、東京エレクトロンも安い。
日本郵船と商船三井も4日続落。
原発再稼働容認の岸田新総裁の誕生で、東京電力はいったん材料出尽くしとなり、反落した。
業種別上昇率上位は医薬品、鉱業、陸運、卸売、食品で、下落率上位は海運、鉄鋼、輸送用機器、非鉄、ゴム。(W)