9時7分時点の日経平均は188円高の3万9,077円、TOPIXは10ポイント高の2,721ポイント。
トランプ大統領の就任演説では関税引き上げと関税を徴収する専門機関「外国歳入庁」を新設する考えを述べたが、どの国に何%の関税を課すなどの具体的な引き上げ策には言及しなかった。
米国のメディアは、初日に署名する大統領令でも新たな関税の導入は盛り込まず、まずは中国、メキシコ、カナダを対象に不公正な貿易慣行や通貨政策の調査を命じると報じた。
混乱を免れるという見方で日経平均は続伸の始まり。
関税がすぐに発動されなかったことでトヨタを始めとした自動車株が買われた。
ディスコと東京エレクトロンが上昇し、第一三共が続伸。
群馬銀行はSBI証券が投資判断を引き上げた。
古河機械金属(5715)は、アクティビスト(物言う株主)として知られる村上世彰氏の長女の野村絢氏らが5.05%を取得したことが大量保有報告書で判明したため、提灯買いが入った。
一方、ビットコインが上ヒゲを引いたため、マネックスは安い。
業種別上昇率上位は輸送用機器、非鉄、倉庫運輸、金属、陸運で、下落率上位は石油、鉱業、保険、証券、ノンバンク。(W)