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速報・市況2025年1月27日

☆[概況/寄り付き] 反発。銀行が上昇。半導体関連とデータセンター関連は安い

9時11分時点の日経平均は262円高の4万198円、TOPIXは26ポイント高の2,777ポイント。
先週金曜日に日銀が展望レポートで物価見通しを引き上げたため、円高に進んだが、植田総裁が物価見通しの上方修正の一因は円安に伴う輸入物価の上振れと説明したため、円買いが一服した。
週明けの日経平均は反発して始まった。
日銀の利上げを受け、みずほが3日続伸の始まり。三井住友が反発。
フジメディアが続伸。
株価が調整していた西武にリバウンド狙いの買いが入った。ただし、東海東京インテリジェンス・ラボは24日にレーティングを新規に「Underperform」と発表している。不動産含み益の顕在化や保有土地の有効活用などによる企業価値向上をある程度織り込んだ水準で、上値余地は限定的と見ていることが理由。
東武鉄道(9001)も高いが、東海東京インテリジェンス・ラボは新規に「Outperform」と発表した。時系列でみた現状の株価水準は過度に割安と紹介した。
日本板硝子はドイツの自動車用ガラス生産体制見直し、約80名の人員削減を予定と発表したため採算改善期待で買われた。
一方、先週末の米国でテキサス・インスツルメントは1~3月期の売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことで売られたことが影響し、東証では半導体関連が売られ、データセンター関連のフジクラが反落した。

業種別上昇率上位は銀行、ゴム、証券、精密、サービスで、下落は非鉄。(W)

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