9時11分時点の日経平均は613円安の3万7,819円、TOPIXは31ポイント安の2,780ポイント。
日経平均は大幅反落。
米連邦控訴裁は5月29日、トランプ大統領による関税措置を無効とした28日の国際貿易裁判所の判決について、政権の異議申し立てを審理する間、一時的にこれを差し止める判断を下した。その他、トランプ政権が「国際緊急経済権限法(IEEPA)」ではなく、通商法122条や通商法301条を根拠に関税を課す動きも予想されていることも米国離れを加速させると警戒され、ドル安円高に。
ディスコやアドバンテスト、任天堂が売られ、ソフトバンクグループやトヨタ、リクルートも安い。
ルネサスはEV用半導体断念と報じられ下落した。
キッセイ薬品(4547)はジェフリーズ証券による投資判断引き上げが好感され、東海カーボンは大和証券によるレーティング引き上げが作用した。
下水道関連の日本ヒュームは続伸となっている。
業種別下落率上位は精密、その他製品、電機、輸送用機器、サービスで、上昇はノンバンク、水産農林、倉庫運輸。(W)