9時10分時点の日経平均は828円高の5万123円、TOPIXは47ポイント高の3,316ポイント。
先週末の米国主要3指数の最高値更新に加え、26日の米中閣僚級協議で、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を1年間延期するとの考えを示したため、休み明けの日経平均は606円高で寄り付き、寄り後に5万円に乗せた。
ソフトバンクグループやアドバンテストが買われ、キオクシアHDはシティグループによる新規「買い」判断が好感された。
トランプ大統領が来日し、高市首相と会談を行うため、防衛費増額要求が想定されることや、造船に関する協力覚書を結ぶ方向との観測報道で、三菱重工やIHI、川崎重工、三井E＆Sも高い。
株高を受けて、証券株も物色された。
ダイキン工業(6367)はインドのハリヤナ州に空調関連の研究開発拠点を整備することが分かったと報じられた。
一方、信越化学は上期決算が営業減益となり値下がりとなった。

業種別上昇率上位は証券、精密、機械、電機、非鉄で、下落業種はなし。（W)