TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 日銀短観は大幅悪化だが、相場は下落を免れる。証券と電機が高く、不動産は下落
速報・市況2020年7月1日

☆[概況/寄り付き] 日銀短観は大幅悪化だが、相場は下落を免れる。証券と電機が高く、不動産は下落

9時10分時点の日経平均は22,338.54円の50.40円高、TOPIXは1,559.01ポイントの0.24ポイント高。
今朝発表された6月調査の日銀短観で大企業・製造業の業況判断はマイナス34ポイントと、3月調査のマイナス8ポイントから急落した。市場予想はマイナス31だった。
しかし、今朝の相場は大幅悪化も織り込み済という見方からか下落を免れている。
ソフトバンクグループと東京エレクトロンとエアコン関連のダイキン工業が続伸となり、日本郵政とSBIが高い。
一方、サンデン(6444)は事業再生ADRの利用を申請し、受理されたと発表したことで売り気配となっている。
三井不動産はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を引き下げたことで下落し、共立メンテナンスは三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を下げたことが響いた。
ZホールディングスとLINEは新型コロナウイルスの影響で当局の審査が長引いていることから、経営統合が10月の予定から遅れると発表し、共に下落している。
業種別上昇率上位は証券、電機、非鉄、情報通信、ノンバンクで、下落率上位は不動産、食品、水産農林、建設、空運。

関連記事