TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/寄り付き] 米国株続落と円高進行でほぼ全面安。石油株の下げが目立つ
速報・市況2019年5月24日

☆[概況/寄り付き] 米国株続落と円高進行でほぼ全面安。石油株の下げが目立つ

9時11分時点の日経平均は20,933.69円の217.45円安、TOPIXは1,525.59ポイントの14.99ポイント安。
米中交渉の不透明感と景気後退懸念が重なり、昨日の米国株が続落となったことや1ドル=109円台半ばへの円高進行が響き、東京株式市場はほぼ全面安となっている。
米国商務省は、ドルに対して自国通貨を割安にしている国に対して、相殺関税を課すルールを提案していると明らかにした。海外輸出業者に対し、米国内産業に損害を与える為替補助を商務省が相殺することが可能と主張している。
貿易摩擦や円高が警戒され、ソニー、村田製作所、東京エレクトロンなどの電機株が売られ、NY原油先物大幅安を受けて、出光興産(5019)とコスモエネルギー(5021)、国際帝石(1605)が下落率上位に並んでいる。
その他、川崎汽船などの海運や三井金属を始めとした非鉄、東京センチュリーなどのノンバンクも調整。
一方、セブン&アイは買われ、三越伊勢丹(3099)は自社株買いを検討と報じられ上昇している。
業種別下落率上位は石油、鉱業、海運、ノンバンク、卸売で、上昇は水産農林、電力ガス。

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