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速報・市況2025年7月17日

☆[概況/寄り付き] 続落。FRB議長解任圧力とASMLの下落が影響

9時10分時点の日経平均は240円安の3万9,423円、TOPIXは2ポイント安の2,816ポイント。
日経平均は続落。トランプ大統領がパウエルFRB議長に関して、「彼が辞任したいなら歓迎する。それは彼次第だ。私が解任すれば市場が混乱すると言われている」と語った。
FRBの独立性が脅かされることが警戒された。
欧州市場でASMLは4~6月期の受注はアナリスト予想を上回ったが、CEOは貿易摩擦と世界的な緊張を理由に2026年の成長見通しについて慎重な見方を示した。
ASMLの下落を受けて、レーザーテックやアドバンテスト、東京エレクトロンは売られた。
三菱重工などの防衛関連が下落した。
セブン&アイ(3382)はカナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールが16日、買収提案を撤回すると発表したため売り気配。
東レは東海東京インテリジェンス・ラボがレーティングを下げた。
ソフトバンクグループは、目的に応じて自律的に業務を進める「AIエージェント」を活用し、AIみずからが業務を効率化する別のAIを開発していく新たな仕組み作りを目指す計画を発表したことで買われた。
メルカリはマッコーリー証券が投資判断を引き上げた。

業種別下落率上位は繊維、石油、鉱業、非鉄、鉄鋼で、上昇率上位はその他製品、情報通信、医薬品、証券、銀行。(W)

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