12時37分の日経平均は116円高の3万7,446円、TOPIXは7ポイント高の2,718ポイント。
トランプ大統領が演説で、最優先事項の1つは経済を救い、労働者に素早く救済の手を差し伸べることだと述べた。
43日間で、ほとんどの政権が4年や8年かけて達成すること以上の成果を成し遂げた。まだ始まったばかりだと語った。
後場の日経平均は上昇した。
トヨタが買われ、フジクラも高い。テルモが上昇。
一方、東京エレクトロン(8035)は小幅安。
米国のCHIPS法は、半導体の製造を米国内に戻し、研究開発も促進するために補助金を支給する法律だが、トランプ大統領は演説で、CHIPS法はひどいものだと語り、半導体メーカーに資金提供するつもりないと表明した。
トランプ大統領はかねてより辞書の中で最も美しい言葉は「関税」と言っているので、関税を課せば補助金を出さなくても、外国企業が米国に工場を建設すると考えていることが背景にある。
CHIPS法が否定されたため、今晩の米国で半導体関連が下落すると、日本の半導体関連株にも悪影響が及ぶ可能性がある。
業種別上昇率上位は輸送用機器、非鉄、繊維、金属、化学で、下落率上位は空運、保険、サービス、精密、その他製品。(W)