12時41分時点の日経平均は642円高の4万3,660円、TOPIXは31ポイント高の3,136ポイント。
バークレイズ証券は、自民党新総裁がそのまま首相になった場合、失地回復を期して解散・総選挙に打って出る可能性も否定できないと解説している。
そうした中、日銀としては株価等に不測の影響を与えかねない利上げを躊躇する可能性が高まることから、バークレイズ証券では次回利上げの標準シナリオを10月から1月へと先送りした。
ただし、金融・財政政策面で相対的に「タカ派」と見られてきた石破首相の退陣は、円安を再燃させる可能性があり、トランプ政権が過度な円安を好まないため、その場合は日銀が利上げに踏み切らざるを得ない可能性があると補足している。
SMBC日興証券が投資評価を引き上げたJX金属が引き続き高い。
シティグループが2段階格上げしたマツダも好調を継続。
太平洋工業はMBO(経営陣が参加する買収)の期間延長で買われた。
エイチーム(3662)は前期の決算が計画未達で大幅安となった。
業種別上昇率上位は不動産、その他製品、医薬品、電機、建設で、下落は鉱業。(W)