12時39分時点の日経平均は295円安の3万2,385円、TOPIXは11ポイント安の2,374ポイント。
モルガン・スタンレーでは米国で政府機関が閉鎖になり、雇用統計などの需要な経済指標をFRBに提供できなくなった場合、FRBは11月に再度利上げする可能性は低くなるだろうと予想している。
FRBが利上げを再び行わないことは投資家にとっては祝賀行事となるだろうが、FRBのレンズが曇ってしまい、政策決定能力を妨げると懸念を表明した。
そして、政府機関の閉鎖が長引くと米国のGDP成長率は1週間ごとに0.2%ポイント低下する可能性が高いと指摘した。
米国景気の悪影響が及ぶ可能性が警戒され、東京市場では東京エレクトロンなどの半導体関連とトヨタを始めとした自動車株が安い。
鉄鋼株は、中国の8月の鋼板輸出量が前年同月比47.2%の561万トンとなったことがマイナス視された。内需の低迷と熱延コイルの生産能力拡張が続いていることが輸出シフトの要因となっているため、鋼材市況の低迷が続きそうという見方から東京製鉄(5423)などの鉄鋼株が安い。
一方、海外景気悪化による悪影響を受けにくいという見地から、伊藤忠食品や博多ラーメン店「一風堂」を運営している力の源やフジHDやテレビ朝日などのディフェンシブ系の内需株が選好されている。
業種別下落率上位は輸送用機器、電機、医薬品、機械、金属で、上昇率上位は保険、海運、電力ガス、紙パルプ、水産農林。(W)
