TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 一時4万円を下回った
速報・市況2025年7月1日

☆[概況/後場寄り] 一時4万円を下回った

12時39分時点の日経平均は484円安の4万3円、TOPIXは25ポイント安の2,827ポイント。
後場の日経平均は一時4万円を下回った。
今朝発表された日銀短観について、大和証券では、トランプ関税の影響が懸念される製造業は市場予想を上回る結果となり、日銀が利上げ路線を継続する要因となるだろうと解説した。
もっとも、円高が進んでいることは、日銀の追加利上げの逆風となるだろうと補足している。
そうした見方を反映してか、円高となっているが、三菱UFJやりそなは下落している。
なお、大和証券では日銀短観について、「宿泊・飲食サービス」など対面型サービス関連が低下し、先行きも弱めだったと指摘した。
物価高で家計が疲弊している上に、円高によってインバウンド消費などが一巡しつつある可能性が高いと推測している。
本日の株式市場でもサービスが下落し、リクルートやエアトリ、オリエンタルランドが安い。
キヤノンやスズキが安い。
一方、ソフトバンクグループ(9984)は上げ幅を拡大。
しまむらは3~5月期の純利益が最高益だったため買われ、後場は堅調度合いを増した。

業種別下落率上位はその他製品、精密、医薬品、サービス、証券で、上昇率上位は電力ガス、非鉄、ノンバンク、倉庫運輸、ゴム。(W)

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