12時41分時点の日経平均は29円安の3万8,376円、TOPIXは6ポイント安の2,736ポイント。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を縮めた。
月初のリバランスによる買いや新NISAの買いが入っているという見方や、ゴールデンウィーク期間中なので事業法人からの持ち合い解消の売りも出ていないのではないかという見方も聞かれた。
レーザーテックの受注増加を受けて上げ幅を拡大し、アドバンテストも高い。
三井物産(8031)が6月末に1株を2株にする株式分割と、2,000億円を上限とした自社株買いを発表したことで買われた。
なお、バークレイズ証券では、本日のFOMCについて、金融政策の維持がコンセンサスだが、利下げ開始のタイミングと緩和のペースが示唆されるかが焦点となると解説。
米労働市場の底堅さが続き、インフレが予想を上振れるなか、FOMCは利下げを急いでいないというスタンスを維持すると想定し、FRBが年内1回の利下げ(9月か12月)を予想しているとのこと。
業種別下落率上位は海運、証券、石油、鉱業、ガラス土石で、上昇率上位は電力ガス、卸売、水産農林、食品、電機。(W)