12時37分時点の日経平均は198円高の3万8,399円、TOPIXは22ポイント高の2,728ポイント。
大和証券では、企業による業績見通しが慎重なのは、作成した4月に地政学的緊張が極めて強くなった事が影響していると推測している。
4月1日に在シリア・イラン大使館爆撃、13日にイランがイスラエルを約300機のドローン等で空爆、19日にはイラン中部空爆が起きた。
その結果、ISM景気指数は悪いが同価格指数が強い等のスタグフレーション方向のマインドが企業感に広まっており、業績見通しにも、相場的にも悪影響が出ていると解説している。
日経平均は反発しているが、前日の632円安に対して3分の1程度の戻りとなっている。
オムロンの大幅高を受けて、ファナックも堅調で、ダイキン工業も買われた。
円安デメリットで売られていたニトリ(9843)が反発。
一方、DeNAが安い。
業種別上昇率上位はノンバンク、その他製品、金属、ガラス土石、保険で、下落は電力ガス、海運、証券、輸送用機器。(W)