12時40分時点の日経平均は2064円高の4万7,833円、TOPIXは90ポイント高の3,219ポイント。
高市自民党新総裁は、副総裁に麻生太郎最高顧問、幹事長に麻生派の鈴木俊一総務会長をそれぞれ起用する方向で調整に入ったと報じられた。
野村総研では、麻生氏は財政健全化や日本銀行の独立性を尊重する姿勢であり、鈴木氏は財務大臣の際にも財政健全化重視の姿勢が強かったことから、高市氏の積極財政、金融緩和色の強い政策に一定程度歯止めをかける可能性があるだろうと指摘した。
後場の日経平均は前引け同様2,000円を超える上げ幅。
アドバンテストがやや上げ幅を拡大し、住友不動産も高い。鹿島が上げ幅を拡大。
高市新総裁は原発推進派とみられており、再生可能エネルギー関連のレノバ(9519)は下げ幅を拡大した。
業種別上昇率上位は機械、電機、不動産、精密、輸送用機器で、下落は銀行。(W)