TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 内需拡大は日米にとってウィン・ウィン
速報・市況2025年10月27日

☆[概況/後場寄り] 内需拡大は日米にとってウィン・ウィン

12時37分時点の日経平均は1,078円高の5兆378円、TOPIXは54ポイント高の3,323ポイント。
10月28日の日米首脳歓談について、クレディ・アグリコルは、高市首相が伝えるメッセージは、高圧経済によって内需を大きく拡大することだとみられると解説した。

これまでの政策当局は、日本経済の実力は低く現状の景気の強さが精一杯だとして、需給ギャップが0%という低圧経済で、引き締め政策に転じ、内需の拡大の芽を摘み続けてきた。弱い内需が対米輸出依存度の大きな上昇につながってきた。

トランプ政権は貿易収支の赤字削減を重要視している。米国への投資を増やすだけでは、米国に対する貿易黒字は大きく減らすことはできない。日本の内需の強い拡大が必要になるため、日米にとってウィン・ウィンとなると指摘。

後場の日経平均は前引け同様1000円を超える上げ幅。
フジクラやファーストリテイリングが買われた。
金融庁が地域の中小金融機関にシステム統合を促すための補助金を新たにつくると報じられ、七十七銀行、いよぎんHDや山梨中銀(8360)などなど地銀が高い。

業種別上昇率上位は精密、非鉄、証券、情報通信、卸売で、下落業種はなし。(W)

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