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速報・市況2025年8月1日

☆[概況/後場寄り] 内需株選好で電力や建設、不動産が高い

12時45分時点の日経平均は137円安の4万931円、TOPIXは14ポイント高の2,957ポイント。
東京エレクトロンが引き続き安い。
モルガン・スタンレーMUFG証券では、東京エレクトロンの業績予想の下方修正の理由は影響度が大きい順に、(1)一部先端ロジック顧客の設備投資の見直し、(2)中国新興半導体メーカーによる
レガシー投資の縮小、(3)NAND型フラッシュメモリーにおける、需給バランスを慎重に見た投資計画の変更、(4)HBM(広帯域メモリー)の生産技術および顧客の歩留まり向上による投資計画の見直し(5)DRAMDDR4からDDR5への全量切り替え投資タイミングの遅延と述べている。
ただ、足元で、一部のロジックメーカーやファウンドリに投資再開の兆候があることから、通期の業績予想は、会社側の5,700億円(18.3%減に対して、6,070億円(13%減)と強気な予想となったとのこと。
半導体関連が安いため、内需株が選好され、電力や建設、不動産が高い。
システムインテグレーターのTIS(3626)が年初来高値を更新した。7月30日の第1四半期決算発表時に、2026年7月に子会社インテックの吸収合併することも発表したため、相乗効果が期待された。

業種別上昇率上位は電力ガス、金属、建設、ゴム、不動産で、下落は電機、海運、倉庫運輸、ガラス土石、銀行。(W)

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