TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて下げ幅を拡大。ただ、ビッグテックの資金調達懸念は期間限定だろうという解説も聞かれた
速報・市況2025年12月18日

☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて下げ幅を拡大。ただ、ビッグテックの資金調達懸念は期間限定だろうという解説も聞かれた

12時41分時点の日経平均は671円安の4万8,846円、TOPIXは21ポイント安の3,348ポイント。
ブルーアウルがオラクルのデータセンター建設に対する資金調達からの撤退と報じられた。
大和証券の解説によると、ブルーアウルやアポログローバル等の資金運用会社は、SPV(特定目的事業体)を設立してオラクルだけでなくxAIやメタ・プラットフォームズに資金供給してきた。同様に別の非上場企業へも融資をしてきたが、ここで一部が焦げ付いたので、ブルーアウル等はリスクが取れなくなったと見られると述べている。
そして、こうしたジャンク市場は年末を越えると安心感が台頭しやすいので、ビッグテックの資金調達懸念は期間限定だろうと推測している。

後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を拡大。
ソフトバンクグループやフジクラ、アドバンテスト、イビデンなどが前引けに比べて水準を下げた。
一方、内需株物色で相鉄と澁澤倉庫(9304)は年初来高値を更新した。
オイシックス・ラ・大地は地元で愛される味を丼メニューにした「超ラク丼Kit」シリーズを発表したことで買われた。

業種別下落率上位は非鉄、電機、機械、その他製品、ガラス土石で、上昇率上位は水産農林、紙パルプ、サービス、陸運、倉庫運輸。(W)

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