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速報・市況2024年4月30日

☆[概況/後場寄り] 商船三井と花王が高い

12時41分時点の日経平均は499円高の3万8,433円、TOPIXは55ポイント高の2,741ポイント。
みずほ証券では日経平均は2024年度末に4万3,000円予想を維持していると解説。
名目GDP成長率が高まってきているため、企業は賃上げしながらも、利益を伸ばせる環境になってきたと述べ、3月末時点で東証の「資本コストや株価を意識した経営の実現」要請に応えたプライム企業の割合は54%だったが、4~5月の決算発表や6月の株主総会を経て、7月頃には開示率が7~8割に高まることが期待されると解説。
そして、次の上昇局面が始まるきっかけとして、中間決算での業績上方修正と株主還元の増加や、トランプ前大統領が勝利する可能性が高まることや、FRBの利下げを挙げている。
トランプ前大統領の政策については、中国との関係悪化のマイナス面より、景気刺激策や株式市場へのフレンドリーな政策のプラス面が上回ると予想しているとのこと。

商船三井は前期は営業減益決算だったが、今期の営業増益予想が好感された。
花王(4452)が年初来高値を更新した。モルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を引き上げた。
一方、ケア21は安値更新となった。

業種別上昇率上位は海運、ゴム、電機、機械、卸売で、下落は空運、紙パルプ、サービス。(W)

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