TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 後場は2万9,000円割れとなり下げ幅拡大。米国土木学会の試算が米長期金利の上昇要因
速報・市況2021年3月4日

☆[概況/後場寄り] 後場は2万9,000円割れとなり下げ幅拡大。米国土木学会の試算が米長期金利の上昇要因

12時38分時点の日経平均は28,882.40円の676.70円安、TOPIXは1,874.93ポイントの29.61ポイント安。
米国土木学会が3日に国内のインフラ整備のために今後10年で新たに2兆5,900億ドルが必要との試算を公表した。
こうした巨額の財政支出によるインフレ懸念で米国長期金利が上昇し、高PERのIT関連株が売られため、3日のナスダックは大幅続落となった。
米国株安が警戒され、4日の日経平均は反落し、再び2万9,000円割れとなり、後場は下げ幅を拡大した。
ナスダック下落でソフトバンクグループが売られ、ファーストリテイリングは9%の値下げを発表したことで収益の目減りが警戒され安い。
首都圏の緊急事態が2週間延長となったため、HISやぐるなびが下落している。
一方、トランスコスモス(9715)は買われている。新型肺炎関連のスポット案件が増加していて、今後はワクチン接種開始に掛かるスポット案件が期待されている。
業種別下落率上位は非鉄、情報通信、空運、その他製品、電機で、上昇は海運のみ。

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