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速報・市況2023年11月1日

☆[概況/後場寄り] 日銀の中央値は上方修正されたが3人は下方修正

12時39分時点の日経平均は659円高の3万1,518円、TOPIXは51ポイント高の2,305ポイント。
大和証券では、ほとんど意味のない存在になりつつあるイールドカーブ・コントロールの枠組みが維持されている背景は、量的緩和(バランスシート政策)の指針として都合の良い存在だからだろうと解説している。
イールドカーブ・コントロールを撤廃する場合、例えば「年間○○兆円の国債買い入れ」といった別の指針が必要となるからだという。
日銀の展望レポートでは、25年度の物価見通し(除く生鮮食品)(中央値)が1.7%上昇と前回の1.6%上昇から上方修正された。
展望レポートでは分かりやすさから「中央値」が注目される。日銀の場合は政策委員が9名なので、5番目の人の見通しが重要視されているのである。しかし、9人全員の見通しの変化をみると、イメージと異なることもあると指摘。
25年度の物価見通しの上方修正は1名、下方修正は3名だった。
平均値を計算すると、前回の「+1.73%」から「+1.71%」に下振れていた。
今回は中央値のマジックで上方修正されたように見えたのだが、実体としては下方修正と言ってもよい状況である。そのため、マイナス金利解除やその先の利上げについては、日銀は慎重だと判断できると解説している。

後場の日経平均は前引けに比べてやや上げ幅を広げた。
トヨタや三菱UFJ、ソニーグループ、オリエンタルランド、三菱重工(7011)が上げ幅を拡大。七十七銀行が高値更新となった。

業種別上昇率上位は輸送用機器、証券、精密、電機、電力ガスで、下落は空運。(W)

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