TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 日銀政策は観測報道通りで、一時上昇したが、祝日と米FOMCを控え買いが続かず
速報・市況2024年3月19日

☆[概況/後場寄り] 日銀政策は観測報道通りで、一時上昇したが、祝日と米FOMCを控え買いが続かず

12時46分時点の日経平均は165円安の3万9,566円、TOPIXは0.1ポイント安の2,722ポイント。
日銀金融政策決定会合で長期国債の買い入れは継続するが、マイナス金利と長短金利操作(イールドカーブコントロール)、ETFとJ-REITの新規買い入れをそれぞれ終了すると発表した。
事前の観測報道通りで、マイナス金利は終了しても緩和的な金融環境が続くという見方から後場の日経平均は一時167円高(3万9,908円)となった場面もあった。
ただし、明日は春分の日の祝日による休場で、米国では本日から2日間でFOMCが開催されるため、積極的な買いは入りにくいという見方から買いが続かなかった。
FOMCではメンバーによる2024年末の政策金利予測の中央値が昨年12月の4.625%から変化するどうかが、利下げ回数に対する見方を占う上で注目されている。
後場は、クレディセゾン(8253)や三井不動産が上げ幅を拡大したが、川崎汽船が売られ、銀行も材料出尽くし感から下落した。TOPPANが安い。

業種別上昇率上位は鉱業、不動産、ノンバンク、ゴム、石油で、下落率上位は海運、精密、医薬品、銀行、ガラス土石。(W)

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