TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 様子見姿勢で小幅高。ソフトバンクGと安川電機が上げ幅縮小
速報・市況2019年5月22日

☆[概況/後場寄り] 様子見姿勢で小幅高。ソフトバンクGと安川電機が上げ幅縮小

12時41分時点の日経平均は21,314.33円の41.88円高、TOPIXは1,549.97ポイントの0.33ポイント安。
米国商務省が20日に、中国のファーウェイに対する輸出禁止措置で、保守とソフトウェアの更新に関しては3カ月間の猶予を表明した。
これ自体は緩和措置として大きなものではないが、ファーウェイは5Gの基地局としてダントツの首位のため、米国の通信会社にとってファーウェイの製品を利用できないと設備投資費用が大幅に膨らみ、主要都市への5Gの導入スケジュールも遅れることになるため、産業界やユーザーから抗議が殺到し、更なる緩和措置に追い込まれるという期待も聞かれた。
ただ、東京株式市場は様子見姿勢の中、日経平均は小幅な上げに留まっていて、ソフトバンクグループや安川電機が上げ幅を縮めた。
こうした中、訪日客が過去最速で1,000万人に到達したことが材料視され、資生堂は高い。
SMC(6273)は野村証券による目標株価が好感された。
半面、日産自動車が売られ、三菱重工が反落し、ヤマトHDやJR東海など陸運株が下落している。
業種別上昇率上位は水産農林、情報通信、非鉄、化学、機械で、下落率上位は陸運、空運、海運、石油、輸送用機器。

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