12時37分時点の日経平均は91円安の3万7,662円、TOPIXは5ポイント安の2,733ポイント。
米国と韓国が5月5日に為替協議を行っていたと報じられたことを受けて、来週の日米財務相会談でも円安是正策が協議されそうという見方が強まった。
だが、大和証券の木野内氏は韓国だけの特殊事情と指摘している。
韓国車は日本車と比べて米国における輸入比率が高く、表明している米国進出を確かなものにするためには通貨高は有効。購買力平価から見ても韓国通貨は日本円より安い。人口は日本の半分以下で米国製品の輸入余力も大きくはないので、韓国通貨高は韓国側が出せる譲歩案だろうと推測している。

東京エレク、SCREENやりそな、第一生命は安い。
一方、三越伊勢丹や高島屋(8233)、Jフロントなどの百貨店が高い。外商が復調という点が注目されている。

業種別下落率上位は鉱業、サービス、電機、不動産、電力ガスで、上昇率上位は海運、繊維、医薬品、その他製品、卸売。（W)