12時47分時点の日経平均は30円高の4万7,981円、TOPIXは21ポイント高の3,249ポイント。
クレディ・アグリコルでは「足元で進行している円安は、財政懸念による円売りではなく、高成長を見込んだ日本株への投資の為替リスクをヘッジするための海外勢の円売りの影響に過ぎないだろう」と解説している。
「トランプ関税の負担も軽減できる良い円安だ。円安があっても、積極財政によって国民の負担を大きく軽減することができるのが、これまでの緊縮財政の下での無策との大きな違いだ」と述べている。
「政府は、経済安全保障の特定重要物資と特定重要技術には、特に大規模な投資をしていくとみられる」と指摘。
最先端ロジックIC用途低熱膨張ガラスクロスは安定供給確保を図ろうとする特定重要物質の1つなので、日東紡が年初来高値を更新した。
永久磁石も安定供給確保を図ろうとする特定重要物質に該当するため愛知製鋼(5482)も上昇。
三菱製鋼は子会社の三菱長崎機工が防弾盾などの防護装備品を製造しているため、防衛関連として買われれている。
業種別上昇率上位は水産農林、保険、非鉄、銀行、証券で、下落率上位はゴム、化学、精密、情報通信、鉄鋼。(W)