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速報・市況2024年4月9日

☆[概況/後場寄り] 解散なら日本株だけ独歩高

12時38分時点の日経平均は209円高の3万9,555円、TOPIXは10ポイント高の2,739ポイント。
昨日、バイデン米大統領は学生ローンの新たな免除策を発表した。若者の支持を得る策に出てきた模様。
大和証券では、ローンの免除を受けて、学卒者が離職を始め、失業保険の利用が増える場合、人手不足と賃金上昇が助長されるため、初夏頃にFRBがタカ派に転換し、債券売り・株売りの懸念が出てくると予想している。
ただし、日本の場合、岸田首相が派閥の解散や政治倫理審査会の公開での開催や、党有力者の処分など自民党内の支持を失うことばかりを推し進めてきたので、9月の自民党総裁選は念頭になく、6月の衆議院解散、7月の総選挙を目指しているように見受けられるため、解散総選挙となると日本株だけ独歩高の可能性が高いと解説している。
選挙で与党が勝てば景気が良い証となり、お灸をすえられる程度の負けなら経済政策に力が入れられることが期待できるから、解散総選挙は株高要因と述べている。

日経平均は続伸。東京エレクトロンが買われ、安川電機とフジクラが高い。
アルプス物流が最高値更新となった。
一方、ソフトバンクグループは小幅安で、販売促進分野でAIを活用したサービスを展開しているAppier(4180)が年初来安値を更新した。

業種別上昇率上位は非鉄、空運、不動産、卸売、証券で、下落率上位は医薬品、精密、紙パルプ、海運、建設。(W)

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