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速報・市況2026年5月18日

☆[概況/後場寄り] 評価益により組み上げられた純利益は

12時47分時点の日経平均は477円安の6万928円、TOPIXは29ポイント安の3,834ポイント。
日本個人投資家協会の木村喜由氏は、数字しか見ていない投資家は、米国巨大IT企業は大幅増益だから株価が上がるのは当然と思っているようだが、増益のほとんどが未上場のOpenAIやスペースX、アンソロピックなど(同時にデータセンターの大口顧客でもある)の株式評価増と聞いたらどう思うだろうと解説している。
しかもこの分野は技術革新が著しいため、現在進行中の設備投資が陳腐化する可能性はきわめて高い。ChatGPTの開発により生成AI分野でダントツの首位と思われていたOpenAIはすでにトップを陥落、筆者の認識ではアンソロピック、グーグルが上に立っていると指摘。
評価益により組み上げられた純利益は、次期以降、評価益が消えるとその分赤字となり、株主資本の減少となる。妥当株価の水準は破壊的に引き下げられるし、これらの株式を組み込んだあらゆる投資物件は大幅に値下がりするだろう。
ただし、ヘッジファンドは巨額な生成AI関連株のロング、それに逆行する銘柄群のショートポジションを保有している。これが解消される際には売られたバリュー系銘柄の相対パフォーマンスが高くなるだろうと述べている。

後場の日経平均は、前引けに比べて下げ幅を拡大したが、再び前引け水準に戻した。

トヨタや川崎重工、安川電機が売られている。
かんぽ生命(7181)は今期経常減益予想で下落している。
他方、ニチコン(6996)は年初来高値。AIデータセンターのPSU(電源ユニット)に使う横置き大型アルミ電解コンデンサでシェアが上がると期待されている。

業種別下落率上位は輸送用機器、繊維、卸売、金属、不動産で、上昇率上位はサービス、海運、銀行、精密、保険。(W)

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