TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 買い戻し相場に期待。大手不動産株が上昇。三陽商会が高い
速報・市況2022年10月6日

☆[概況/後場寄り] 買い戻し相場に期待。大手不動産株が上昇。三陽商会が高い

12時38分時点の日経平均は260円高の2万7,380円、TOPIXは15ポイント高の1,928ポイント。
東海東京調査センターでは、9月末にかけて12月限のTOPIX先物建玉は増加したが、10月に入り、建玉は減少に転じていると解説。
ポジションが解消される中、日本株が上昇しているため、先物売りポジションを買い戻していることが考えられると述べ、まだ建玉の水準が高いだけに、買い戻し相場が期待されるという。

三井不動産が上昇。SMBC日興証券では、世界経済は金利上昇加速と景気減速懸念が強まるが、日本では金融緩和政策が続く可能性が高く、景気悪化リスクは想定的に軽微なため、不動産市況は底堅く推移すると予想している。ただし、リスクテイクしにくいため、不動産セクターでも優良不動産銘柄の業績安定性に注目していると報告した。
一方、不動産株でもトーセイやカチタスは下落している。
応用地質は洋上風力発電所を設置する候補地の海底地盤の調査に注力していることが期待材料となっている。
三陽商会(8011)は通期の営業利益予想を12億円→16億円に上方修正したことで大幅高となった。

業種別上昇率上位は鉱業、電機、不動産、その他製品、卸売で、下落は電力ガスと小売。(W)

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