TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 野村証券ではトランプ政権の命取りになると予想
速報・市況2025年6月20日

☆[概況/後場寄り] 野村証券ではトランプ政権の命取りになると予想

12時39分時点の日経平均は3円安の3万8,485円、TOPIXは5ポイント安の2,786ポイント。
野村証券では米軍がイランの地下核施設を破壊しても、イランの体制が崩壊しない限り、報復は終わらないだろうと述べ、タンカー拿捕を繰り返すだろうと予想している。
イラク戦争後の占領政策は、失敗が続き、反米勢力が跋扈(ばっこ)するなど混乱を招いたが、イランは山岳地帯を有するなど地形が複雑で、イラクに対して4倍の国土を持ち、人口は9000万人超と、イラクの倍という規模なので、より難しいことを示唆した。
米国がイスラエルとイランの攻撃の応酬に引き込まれれば、同時多発テロ事件後のアフガニスタンに対するテロとの戦いや、過去のベトナム戦争と同様の泥沼化が不可避となり、トランプ政権の命取りとなるだろうと指摘した。

米テキサスインスツルメンツが18日にテキサス州で600億ドルの半導体設備投資を行うと発表した。
テキサスインスツルメンツと関係が深いディスコ、SCREEN(7735)が買われた。
その他、米国に有力な競合企業がない、ディスコ、東京精密、SCREEN、KOKUSAI ELECTRICが高い。

一方、三菱重工を始めとした防衛大手3社は利食い売りに押された。

業種別上昇率上位は紙パルプ、海運、繊維、倉庫運輸、銀行で、下落率上位はその他製品、保険、水産農林、鉱業、情報通信。(W)

関連記事