TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] MITのレポートが影響
速報・市況2025年8月20日

☆[概況/後場寄り] MITのレポートが影響

12時42分時点の日経平均は766円安の4万2,778円、TOPIXは22ポイント安の3,094ポイント。
マサチューセッツ工科大学(MIT)が8月19日にレポート「NANDA(Networked Agents and Decentralized AI)」を発表し、企業が手掛けた生成AIプロジェクトのうち、本番環境へスケールし、事業成果に結びついているのは全体の5%に過ぎないと指摘した。
英フィナンシャルタイムズはMITのレポートや、オープンAI最高経営責任者のサム・アルトマン氏が、AIバブルが形成される可能性を示唆したことを受けて、「米国のハイテク株はAIブームの将来に対する懸念の波に見舞われる」と報じた。
そうした影響を受け、AI関連のソフトバンクグループが売られ、AIデータセンター関連のフジクラや、AIサーバー向け高周波基板用電解銅箔の三井金属(5706)も安い。
一方、内需の東鉄工業は最高値を更新した。

業種別下落率上位は非鉄、その他製品、機械、情報通信、電機で、上昇率上位は水産農林、食品、陸運、鉱業、銀行。(W)

関連記事