TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] SQで行われるはずだったロールオーバー(≒ヘッジ)の再構築で上値が重たいという指摘も
速報・市況2022年5月17日

☆[概況/後場寄り] SQで行われるはずだったロールオーバー(≒ヘッジ)の再構築で上値が重たいという指摘も

12時35分時点の日経平均は88円高の2万6,635円、TOPIXは4ポイント高の1,867ポイント。
日経平均の上値が重たい理由として、大和証券では先週金曜日にフジクラと日揮がストップ高になったことの影響を挙げている。
先週金曜日はオプションSQだったが、日経平均採用のフジクラと日揮がストップ高で流動性を失ったため、SQでの現物パッケージの売買が難しくなり、投資家はロールオーバーを諦めた。
そのため、SQで行われるはずだったロールオーバー(≒ヘッジ)の再構築が始まったからだという。

前場同様、海運株と石油関連株が高く、中国の経済活動再開期待で工作機械のツガミ(6101)も物色されている。
一方、電通グループは1~3月期にロシア事業で137億円の減損損失を計上し、4~6月期も追加の費用計上を想定していことで売られている。
マネーフォワードは調整が継続。
米国長期金利上昇による外債含み損が警戒され、三菱UFJなど銀行株が安い。

業種別上昇率上位は鉱業、海運、石油、紙パルプ、その他製品で、下落率上位は食品、銀行、輸送用機器、ガラス土石、金属。(W)

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