TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/10時] イスラエルの対抗措置が見守られ続落だが、石油と海運は反落
速報・市況2024年4月16日

☆[概況/10時] イスラエルの対抗措置が見守られ続落だが、石油と海運は反落

10時1分時点の日経平均は643円安の3万8,589円、TOPIXは34ポイント安の2,718ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は195、下落銘柄数は1,438。出来高は5億8,252万株、売買代金は1兆3,976億円。
イスラエルで2日連続で戦時内閣の閣議が開かれ、イランへの対抗措置の内容がどうなるのかが見守られている。
「目的はイランを痛い目にあわせることで全面戦争ではない」という報道もあり、サイバー攻撃やイランの石油施設への攻撃などが取り沙汰されている。

野村証券では、1990年以降の地政学的リスク上昇時の内外株式を確認すると、1~2カ月間ほどは一進一退となるものの、その後は上昇する傾向が見られたため、過度の懸念は不要と述べた。

レーザーテックや東京エレクトロン、アドバンテストが売られ、石油関連株と海運株と住友鉱山が反落。
FPパートナーは第1四半期が営業減益で大幅安となった。
ダイヤモンドエレクトリックHDは出力エネルギーが最大700ミリジュールと業界最高水準のエンジン点火コイルを開発したと報じられ、上昇した。
オリンパス(7733)はゴールドマン・サックスによる投資判断引き上げが好感された。

業種別下落率上位は海運、保険、石油、鉱業、証券で、上昇は精密、ゴム。(W)

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