10時3分時点の日経平均は239円高の4万3,699円、TOPIXは11ポイント高の3,133ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は843、下落銘柄数は688。出来高は6億4,097万株、売買代金は1兆2,842億円。
エヌビディアは、動画生成やソフトウェア開発といった高負荷タスクに対応する新製品「ルービンCPX」を2026年末に投入する計画を発表した。ルービンCPXは、来年登場する新製品ライン「ルービン」の派生設計のチップ。
エヌビディアは、新チップを搭載したハードウエアを1億ドルで導入すれば、顧客は50億ドルの収益を上げられるとしている。
東証ではAI関連が物色され、ソフトバンクグループとアドバンテスト、データセンタ―関連のフジクラと古河電工が買われ、AIサーバー向け半導体パッケージ基板のイビデン(4062)も高い。
その他、AIサーバーの消費電力削減のための「電力ピークカット」で使用されるハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)を子会社の武蔵エナジーソリューションズが手掛けていることから武蔵精密もAI関連として物色されている。
一方、トヨタや川崎重工、ダイキンは安い。
業種別上昇率上位は電力ガス、非鉄、情報通信、銀行、鉱業で、下落率上位は輸送用機器、繊維、医薬品、機械、サービス。(W)